富山湾の深海800m~2,500mに生息する高志の紅ガニは、殻全体に赤みが強く、オスは長い足が特徴的です。北アルプスから流れ出る良質な水や豊富なプランクトンで育つため、その味は格別なんです。特に11月から3月が最も身が詰まって味が濃くなります。
全国でも珍しい昼セリは12時30分から始まります。床一面に並べられた紅ガニは、まるで赤い絨毯のよう。漁師さんたちは旨味エキスを逃さないように、丁寧に腹を上にして並べていきます。見学は2階から可能で、セリの迫力を間近で体験できますよ。
新鮮な高志の紅ガニは、「極上」タグ付きのものを選ぶのがおすすめです。タグ付きの基準は、甲羅幅140mm以上、重さ1,000g以上で、脚がすべてそろっていることが条件です。価格は700円から5,000円まで幅広く、一番人気は2,000円~3,000円帯です。
新湊の地元では、シンプルにカニ酢を使わず、そのままの味を楽しむのが定番です。沸騰したお湯に塩を加えて茹でるだけで、カニ本来の甘みと旨味を存分に味わえます。40年以上の経験を持つ職人さんが茹で上げる絶妙な塩加減と茹で時間が、カニの美味しさを引き出すポイントなんです。
新湊きっときと市場では、その日獲れたての高志の紅ガニを購入できます。漁場が近いため、昼セリで競り落とされたカニがその日のうちに店頭に並ぶんです。最近では冷凍技術も向上し、お取り寄せでも獲れたての味を楽しめるようになりました。
地元の方に愛される老舗「伍右衛門」では、創業80年以上の実績を活かした目利きで、最高品質のカニを選別しています。店主の山田さんは「カニは生きているうちの状態で見極めることが大切」と語ります。
新湊の蟹直売所で特に人気なのが、きっときと市場内の「割烹 かわぐち」です。ここでは、カニの茹で加減を見極める匠の技を間近で見ることができます。茹で上がりの香りが店内に広がると、思わず笑顔がこぼれてしまいますよ。
新湊漁港へは、あいの風とやま鉄道の新湊駅からタクシーで約10分です。きっときと市場は朝8時から午後5時まで営業しており、昼セリは12時30分から始まります。土日祝日は特に混雑するので、11時頃までの到着がおすすめです。
新鮮なカニは、その日のうちに食べるのがベストですが、持ち帰る場合は以下の方法で保存します:
地元で愛される名店「割烹 松山」では、カニ料理の匠、松山料理長が40年の経験を活かした絶品カニ料理を提供しています。特に人気なのが「カニ釜飯」で、カニの出汁が染み込んだ香り高いご飯は絶品です。
高志の紅ガニは、富山県が厳格な基準を設けて品質管理をしているブランドカニです。漁獲量を制限し、サイズや品質の基準をクリアしたものだけがブランド認定を受けられます。
この取り組みは2010年から始まり、年々評価が高まっています。特に、以下の点が高く評価されています:
プロの料理人が教える、家庭でも美味しく食べられる調理のポイントをご紹介します:
11月~3月が最もおいしい時期です。特に12月~1月は、身がギッシリと詰まり、カニ味噌も濃厚になります。週末は混雑するので、平日の訪問がおすすめです。地元の方々が丹精込めて育てた高志の紅ガニを、ぜひ味わってみてください。
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参考)かに本舗の口コミ 実際にカニ買ってみた!
↓ 活きてる松葉ガニ。
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