タグがついているのは、ズワイガニです。
赤タグや青タグなど、カニの穫れた漁港によって色分けがあります。
これらのタグは、カニの産地や品質を証明する役割を果たしています。特に、タグ付きの松葉ガニはブランドガニとしての価値が高く、希少性や品質の高さを示しています。タグ付きの基準には、甲羅の大きさや身入りの状態などが含まれており、消費者はこれらの情報を参考にしてカニを選ぶことができます。
タグは、生きたカニに付けられ、競り市場から店舗や通販に流通します。これにより、新鮮なカニを提供することができます。また、タグの色は産地によって異なります。例えば、鳥取県では赤タグが使われており、「とっとり松葉がに」という文字が記載されています。これにより、鳥取県産の松葉ガニであることがわかります。
カニのタグ付きは、消費者にとって安心・信頼できる選択肢を提供しています。タグの存在は、カニの品質や産地の情報を明確に示し、購入者にとって有益な情報源となっています。
以下は、各漁港ごとのカニのタグの色の一覧です。
青がカブってるんですね…。まあ、タグに書いてある文字を読めばいいのかな…。
タグなしのカニも美味しく楽しめますが、鮮度や品質の管理がちゃんとしているものをチェックする必要があります。
すんごいテキトーな扱いの安いズワイガニもあるってことですね。
「タグなしの松葉ガニ」は鮮度や品質の管理が不確かな場合があります。「なんちゃって松葉ガニ」ですね。タグがないため、どのような環境で水揚げされたのかや、新鮮な状態で加工されたのかがわかりません。そのため、信頼できる販売店を選ぶことが重要です。
まあ、タグなし松葉ガニを売ってる時点で、ちょっと怪しいかも…。
タグなしの松葉ガニはタグ付きのものに比べて価格が低いです。タグがついていないことにより、ブランド価値が低くなるためです。タグ無しのカニが美味しいかどうかは、バクチって感じですね…。
松葉ガニのメスにはタグが付きませんが、セコガニとして楽しむことができます。セコガニはこぶりなカニであり、身の詰まり具合や風味が違います。オスの松葉ガニの方が人気がありますが、セコガニも独自の特性を持っており、味わい深い食べ物として楽しむことができます。
タグなしの松葉ガニは、あまりメリットと言えるでしょう。カニを選ぶ際には信頼できる販売店を選ぶことが重要です。鮮度や品質の管理が不確かな場合、食べる際に安心感が欠ける可能性があります。信頼できる販売店を選ぶことで、より安心して美味しいカニを楽しむことができます。
松葉ガニも越前ガニも、カニのブランド商標です。
違いは、穫れた港の場所。
どちらもブランド物のズワイガニですが、タグを取り付ける条件が漁連によって違います。
越前ガニは特にタグの条件が厳しく、農林水産省が進めるGI(地理的表示保護制度)に追加登録されています。(2018年に登録)
越前ガニはタグ付きブランドガニの元祖で、唯一の皇室献上ガニでした。さらに国のお墨付きまでつくことになるので、他のブランドガニとは1段上…と言えるかも知れません。
越前ガニの中でもさらに品質が高いものには「極」タグがつきます。極の基準は重さ1.3キロ以上、甲羅の幅14.5センチ以上、爪の幅3センチ以上となっています。
昔は、「タグなしの越前ガニ」として、県外のカニや外国産のカニが売られていました。漁業関係者が「なんでもかんでも越前ガニはおかしい」と、タグが付けられるようになったのだそうです。
まあ、悪徳カニ業者とかがはびこると、カニの品質の信用もガタ落ちですからね…。